私共は、新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年に、地域経済の救済のため日向市にて「タクシーデリバリー」の企画、立案、実施をはじめとした活動によって、地域の経済危機を何とか食い止める事は出来ないかと動き立ち上げた「任意団体ローカルイノベーションプロジェクト」が始まりです。現在は共に活動していないメンバーも参加してくれておりましたが、みんな自身の事業、自身の仕事を止め、精一杯共に活動して参りました。
長年、市政には疑問を抱く部分は多かったものの、その活動の際に感じたフットワークの重さや理不尽さ不合理さが、市政の改革を志した動機でも御座います。また、コロナ渦において様々な問題を対策し、また今後起こる可能性のある様々な危機に備えるためには政治に参加するしかない。また、市民をもっと積極政治に巻き込む必要性があると考えたのです。
私共は、政治経験は御座いません。しかしながら、設立メンバーは会社役員達で構成され、メンバーの中には企業の経営サポートを本業とする者、長きに渡って他県と地元と両方でのビジネス経験を持ち備えた者も存在します。だからこそ、視野は広く、斬新なアイディアや行動力を豊富に持ち備えているのが強みの一つでも御座います。また、誰もがはじめは未経験です。一つ一つの経験を重ね、一歩一歩進んでこそ、その道を極めます。そして、政治経験がないからことできる事も多くあると確信を抱いているのです。
「改善」
私共のテーマは「改革」です。全てを変えるのではなく、良きものはしっかり残し、悪しきものや機能しないものを変えていくのです。
「改革」とは、そんなに容易なものでは御座いません。「改革」の前に必ず必要なのは「小さな改善」です。その小さな改善の先にようやく「改革」があるかと思います。
一気になんて変えられません。変える事などできません。改善に改善を重ねて参ります。
「善を残して悪を断つ」
その善悪をしっかり見極めて、改善に取り組んで参りたいと思います。
そして、地域に希望を見出したいのです。
「未来に希望を、現実的に」
例えば、私共も政策にて人口減少に触れておりますが、「人口、少子化問題」多くの政治家や評論家が少子化問題の話をする際、ネガティブな事しか言いません。危機感を煽る事しか言いません。そこに私共は疑問しか湧かないのです。
日本の人口がピークを迎えたのは2000年以降です。皆様はご存じでしょうか?終戦後、日本の人口は約7200万人しかいなかったのです。先人達は、国もボロボロにされ多くの方々の死を目の当たりにしながらも奇跡的な復興を遂げました。今よりも少ない人口で、今よりも過酷な環境で、私達の先輩方は僅か数十年で世界2位の経済大国にまで成長させてくれました。そんな血を引く私ら日本人が、当時よりも豊かで、多い人口を抱えながら、何故ネガティブな予測しか立てられないのか理解に苦しむのです。
ここに関しては、私共は無知なのか何かしらの明確な理論があるのかもしれません。道理に沿った単なる感情論なのかもしれません。しかし、先人達がボロボロの地で、ボロボロの心で復興させた事実がある以上、現代人が今より良い日本を創る事、人口を守る事ができないなど私共には考えられないのです。先人達が復興させた想い、それは正に「夢」「希望」だったのではないでしょうか。明治時代で約3300万人、江戸時代においては現代の約10分の1の約1220万人しかいなかった。それなのに、こんな素晴らしい国を維持、成長させてきた実績があるではないですか。それにも関わらず、なぜ日本の将来を終わらせようとするのか?ネガティブな予測しか立てられないのか?
2048年には一億人を割り込む。それがどうした。今から改善すればまだ間に合う可能性は僅かなりにも残っているはず。それを先人の方々が示してくれているではないですか。
私達はリアルな希望を持って行動致します。空虚で現実味のない理想ではなく、未来に希望を抱き、現実的に目の前の道を歩み闘って参ります。
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